平成23年 第 2回 沖縄県議会(定例会)   第 8号  3月 2日
 7、公務員改革について。
 市町村においては、職員採用に関する規則に基づき、第4条の職員の採用は、競争試験によるものとする。ただし、特別の考慮を必要とする場合は、競争試験以外の能力の実証に基づく試験、選考方法による採用ができるとありますが、本県において、その選考を適用した採用があるのか。また、特別職員としての競争試験以外での採用はあるのかお伺いしたいと思います。
 (1)、県職員における選考採用の実績はあるか。
 (2)、警察官における選考採用または特別採用の実績はあるか。


 
村田隆沖縄県警視本部長  答弁
(答 弁)
次に、公務員改革に関する御質問の中で、警察官の選考採用または特別採用の採用実績についてお答えいたします。
 まず初めに、選考採用についてでありますが、県警察では、専門的知識や技能を有している者を対象に選考採用を行っております。
 過去5年間の採用実績は、平成19年度に警察用航空機の操縦士2名を、また、平成22年度には結婚、出産、介護等の理由によりやむなく警察官を退職した者を再び警察官として採用する再採用制度により1名を採用しており、計3名となっております。
 次に、特別採用の採用実績についてお答えいたします。
 県警察では、平成10年度から競争試験の中で、柔道と剣道の取得段位や各種大会での成績等一定の条件を付した武道指導区分という特別採用を行っております。
 これは、警察官は、現場において犯人の制圧・逮捕等の職務執行を行うことから、他の公務員に比べ気力・体力がより必要であるため、柔道や剣道の技能に秀でた人材を採用して武道指導者として育成し、その武道指導者が他のすべての警察官に柔道や剣道の指導を行うことにより、警察官の気力・体力を錬成するとともに、警察武道の技能水準を高めていくことを目的とした採用制度であります。
 なお、過去5年間の採用実績は、柔道6名、剣道6名の計12名となっております。 
 
(答 弁)

公務員改革に関する質問のうち、県職員の選考採用の実績についてお答えいたします。
 知事部局職員の選考採用につきましては、獣医師や保健師等、法令に定める資格を必要とする職を対象として行っているところであります。
 今年度の実績は、平成22年7月に獣医師及び保健師の選考試験を実施し、獣医師4名、保健師8名を合格者としたところであります。そのほかには、民間企業等で培われた経験やノウハウを持った意欲ある人材を確保するため、民間企業等経験者採用試験を平成10年度から14年度にかけて実施し、5年間で合計26名を採用した実績があります。
 以上でございます。
 

再質問

7番目の公務員改革の(2)について再質問します。
 警察官における特別採用の柔道、剣道に空手を加えることができないか。本部長、よろしくお願いします。



 (答 弁)
 警察官は、他の一般の公務員の方に比べて、気力・体力をより必要とされる職業でございます。したがいまして、学生のときにそういった気力・体力を培う各種スポーツをやった方というのは、採用ということに関しましては、警察にとって大変有用であるというふうに考えております。実際、一般の警察官採用試験の実績を見ましても、空手や古武道といったものの有段者だけでも12名を過去5年間で採用しておりますほか、選抜高校野球の優勝メンバーでありますとか、あるいはウインドサーフィンのボードセーリングの全日本学生選手権の準優勝者といった各スポーツ界においてすばらしい成果を上げた学生も採用してきております。
 私個人も沖縄に着任して以来、琉球空手のけいこを始めまして、日々その魅力に引き寄せられつつあるという状況でございますけれども、今議員から御質問のありました、特に空手を特別採用というふうにすることにつきましては、現時点では、そのようなことをすぐに始めるということは考えておりません。考えておりませんけれども、空手を初めとするいろんな武道、そういったものは、やはり道をある程度きわめた者に自然と備わってくるさわやかな物腰でありますとか、あるいは明朗な受け答え、態度といったものは、警察官の一般の採用試験における面接のときにおきまして、警察官としての資質や適性、能力を見きわめる上で大いに参考にさせていただきたいというふうに思っております。




こんなすばらしい答弁を聞いたのは初めてであります。
 本部長、ぜひ140万県民の生命と安全を守る立場、大変危険な厳しい業務ではあるんですが、しかしながら、犯人の逮捕に当たり警官みずから自分の命は自分で守らんといけないと。そういった意味では、逮捕術の中に柔道と剣道を入れて体を鍛えていると思います。ぜひ空手を入れて、県民の生命・安全を守っていただきたいと思います。本部長に要望を申し上げて、この質問を終わりたいと思います。
 先ほど公安委員会の答弁の中でありましたが、防犯アドバイザー支援要員を配置した結果、8年連続で犯罪が減少したと。しかし、沖縄市東中学校周辺においては犯罪が増加しております。その対策について、教育長、先ほど市町村教育委員会とも相談しながら子供たちの安全対策を考えていきたいという答弁がありましたけれども、防犯灯ももちろんそうですが、この監視カメラについても、やはり教育長から沖縄市のほうに子供たちの安全対策の必要性がありますよという要望ができないかをお聞かせ願います。

  県の職員の採用試験についてお伺いしたいと思います。
 先ほど選考採用についてありましたが、できたらその定義についてお伺いしたいと思います。
 

(答 弁)

県の試験というのは、原則として競争試験でございます。専門的な職の任用などとか出てきますと、人事委員会の定める職というのがございまして、人事委員会の承認があった場合については選考で採用することができます。
 選考採用というのは、例えば獣医師、保健師など、法令に定める資格を有する者を対象とするなど、受験資格者が少し限定されている点が競争試験と異なるものでございます。
 以上です。
 

部長、今これは人事委員会の答弁をしておりましたが、この人事委員会の中で、私も資料を持っておりますが、選考により採用することができる職ということで36の項目があります。その項目の中で、恐らく選考採用をしているんだろうなと。
 4月から文化観光スポーツ部が設置されスタートすると思いますが、その部も選考採用で部長を選任すると思うんですが、いかがでしょうか


(答 弁)

そのとおりでございます。
 これは人事委員会の規則の別表にございますけれども、行政職給料表の適用を受ける職員のうち、組織上の職が主査またはこれに相当する職以上の職、これについては選考で採用できるということになっております。その関係で今回、文化観光スポーツ部の新しい部長は、今のところ選考で採用する予定でございます。
 

教育委員会にもう一つ、公務員採用と一緒ですので。
 先ほど教育長、選考採用で学校の先生方も採用していると、今度臨時職員もいますので、ぜひその臨時職員の中からも、剣道、柔道、サッカー等スポーツにたけた臨時職員をされている方々も採用していただきたいと思いますが、教育長の見解をお願いします。
 

(答 弁)
本県の教員候補者選考試験におきましては、スポーツ分野での技能や実績による選考を設けております。そこで、スポーツ等に秀でた技能・実績を持つ指導者を一部試験を免除することとなっておりますので、それを活用していただいて、またはそれに基づいて優秀なスポーツにたけている方々を採用してまいりたいと思っています。
 

ただいま答弁を聞いたとおり、警察官も教職も選考採用、もしくは特別枠というんですか、柔道、剣道、そういった採用があります。しかし、県職員においてはその選考採用しかないと。そこにはスポーツの部分がありません。ぜひ副知事、ここの中に文化・観光・スポーツも入れた専門技術員ということで入れることができませんか。
 

(答 弁)

お答えいたします。
 「沖縄21世紀ビジョン」の実現に向けて県民の総意、英知を結集しなきゃならない中で、時代を切り開くような、例えばそのスポーツ、文化も含めて、そういう才能・技能を持った人材をいかに確保するかというのが重要な課題になってくると思っております。
 こういう人材をどういう形で県の職員として活用するのか、あるいはおっしゃいますように選考採用するのかにつきまして、整理すべき課題はありますものの、前向きに検討する必要があるというふうに考えております。
 

知事は、これまで代表質問、一般質問で、スポーツは沖縄県においても大変経済効果があると、スポーツ観光を推進をしていかなければいけないということでありました。
 そういった意味では、その受け皿をつくっていただきたい。例えば、今度野球のキャンプがありました。また、サッカーの試合からバスケット、その専門職を県の職員として採用をして、コーディネートをするような形、きのうでしたか玉城満議員が文化、いろんなイベントのお話をしていたように、県の職員にもそういったコーディネートができる専門職、スポーツも観光も含めたそういう受け皿をつくって採用していただきたいと思います。もう一度副知事、答弁お願いします。
 

(答 弁)
今御提案のありましたスポーツ専門家の選考採用につきましては、課題等を整理した上で検討してまいりたいというふうに考えております。



※副知事より検討するとの答弁を引き出した。 


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